コモド島アイランドホッピングの日帰りツアーに参加すると、通常後半にマンタポイントやタートルポイント(シャバ)などのシュノーケリングが含まれています。
しかしこの辺りは水深もあり、流れも速いためにとても初心者向けとは言えません。

ただ、コモド島のアイランドホッピングにはコモドドラゴン見学とパダール島のトレッキングが午前中にあり、シュノーケリングははじめてだけど、コモドドラゴンを見たい。そして、どうせなら、シュノーケリングもやってみたいという人は多いでしょう。
シュノーケリング初心者の方は、いきなり潮流の速い海域に入るのではなく、タカマカサルやピンクビーチで事前に水慣れをしておく方が安全で安心です。

シュノーケリングは一見すると誰でも簡単に楽しめるように見えますが、実際には潮流、透明度、足の着きやすさなど、海域ごとの条件差が大きく、初心者ほど場所選びが重要になります。特にコモド諸島周辺は流れが速い海域が多く、経験の浅い方がいきなり入ると不安や恐怖を感じやすい環境です。その点で、タカマカサルとピンクビーチは、初心者が最初に慣れる場所として適しています。
まずタカマカサルについてです。タカマカサルは遠浅の砂洲で、潮位が低い時間帯であれば足が着く場所が多く、海に入ること自体への心理的なハードルが低い点が特徴です。水深が浅いため、シュノーケルやマスクの使い方を落ち着いて確認でき、呼吸に慣れる時間を確保できます。魚の種類は限定的ですが、透明度が高く、まずは水中をのぞく感覚をつかむには十分な環境です。
コモド島の日帰りツアーではコモド島の次に訪れることが多いです。

次にピンクビーチです。ピンクビーチは砂浜から直接エントリーでき、波や流れが比較的穏やかな日が多い場所です。岸近くでもサンゴや魚を見ることができるため、泳力に自信がない方でも無理なく楽しめます。足の着く範囲と少し深くなる範囲が連続しているため、自分のペースで徐々に行動範囲を広げられる点も初心者向きです。
ピンクビーチは通常パダール島のあと、コモド島の前に立ち寄ることが多いです。ここではスイミングや休憩のために訪れるのですが、ガイドに頼めばここでもシュノーケリングができることがあるようです。日帰りツアーで最初に海に入るのはピンクビーチになることが多いので、初心者の方はビーチに着く前に頼んでみましょう。
これらの場所で事前に慣れておくことで、マスク越しの視界、フィンを使った足の動かし方、呼吸のリズムなどを自然に身につけることができます。その結果、潮流のあるポイントやドロップオフが近い海域に移動した際も、落ち着いて対応しやすくなります。逆に、いきなり流れの速い場所に入ると、恐怖心が先に立ち、その後のシュノーケリング全体が苦手意識につながることもあります。
まとめますと、シュノーケリング初心者の方は、タカマカサルやピンクビーチでまず水に慣れ、基本動作を確認してから次のポイントへ進む流れが現実的です。美しい海を安全に楽しむためには、技術よりも順序を守ることが最も重要です。

